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ナースメッセージ

周りを蹴散らしての繁栄は永続しないが周りに優しい繁栄は永続される
2018年 09月 01日
 皆さん、こんにちは、今回も私が担当です。では、本日は私たちが考える「周りに優しい繁栄」についてお話しさせて頂きます。

私たち“橋本動物病院"が常に大切にしている考えに“周りに優しい繁栄"というのがあります。これは以前にもご紹介いたしました当院の"診療5大ベクトル"の1つです。昨今、競争が厳しいこの動物医療業界では通用しない考え方だと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかしこんな時代だからこそ、敢えて私たちはこの考え方を大切にします。そう、大切にしたいんです!確かに自身の動物病院の繁栄のためには手段を選ばず売り上げを伸ばすことは吝かではないのかもしれません。例えばその方法としてスタッフに売り上げノルマを課す、トリミングなど動物に関する総合的な商業活動をするなどが挙げられます。この様に精力的に経営している動物病院は全国には多いのかもしれません。もちろん、これも企業努力の一つであり決して悪いことではありません。なお、この現象は動物医療業界に限った話ではないとも思います。

仮にある動物病院が勢力的な勢いを示せば必ずその煽りを食らう動物病院も生まれてきます。これは弱肉強食による過当競争時代には仕方がないことかもしれません。しかし、後者の動物病院にもスタッフ、そしてそのスタッフを取り巻くご家族もいらっしゃいますよね。だからこそ私たちは“周りに優しい繁栄"を目指します。即ち“自分さえよければ"という考え方は絶対にしないということです。特に私たちは皮膚科の難治症例を他の動物病院さんからご紹介を受けることもしばしばです。その際は当然の様にそれを徹底します。その一例として挙げるならば「ご紹介元の先生が主治医であること」を常に明確にして依頼内容に関することだけに対応させて頂き、今後もこちらからはその患者さんに対して一切のDM「ダイレクトメール」も出しません。他にもその様な例はたくさんありますがここでは書ききれないので割愛します。

私たちがなぜこの「周りに優しい繁栄と言うベクトルを大切にするか!」それは多分、ここで働く私を始め院長の橋本、そしてスタッフ全員がこの“周りに優しい繁栄"と言う考え方が好きなんでしょうね!即ち「自分の病院さえよければいい」と言うような考え方を私たちはしないということなんです。

あと、職域を分けると言う意味でも私たちは絶対にトリミングは行いません。それはトリマーさんと言う動物美容のスペシャリストをリスペクトしているからなんです。私たち動物看護師がいつも仕事をやっていて思うのはガウガウ犬を担当した際などです。そう、「この子どうやったらカットが出来るんだろうなあ〜?」と頭の中で「え〜、う〜ん、…。」と?(ハテナ)でいっぱいになってしまうんですね。麻酔もなくこの噛みつくワンちゃんをカットするトリマーさんって、すごいと思いませんか!動物看護師である私は脱帽です。だからこそトリミングは動物病院が動物医療と並行して行うのはとうてい無理な話だと思うんです。因みに院長の橋本も「餅は餅屋であり僕は大学で動物の医学は学んだけど動物の美容学については学んでいないから。」と開業当初から「職域は分ける、だからうちの病院では絶対にトリミングは行わない。」とトリマーさんをリスペクトして心に固く決めていたそうです。逆に動物医なんだから「動物医療に300%の力を注ごう」とも言っていました。「動物美容はトリマーさん、動物医療は私たち!」そうすることで色々な意味でいい循環が回りだすんでしょうね。ただし、誤解のないように申し添えさせていただきますが、動物病院とトリミングが併設されていることでお客様にとっては便利だし、何かの際は直ぐに動物医療的措置がとれるので安心でもありトリマーさんの雇用機会の増加にも一役買っていることも事実です。だから経営方針において色々な考え方があるのは当たり前でどれが正解でどれが間違いでもありません。でも、世の中のほとんどの動物病院がトリミングも併設している昨今、当院みたいに「職域は分けてトリミングは行わない、動物医療に徹する!」と頑な職人的ポリシーを持った動物病院があってもいいんじゃないかなあ〜…。なんて思います。長々書きましたが、あくまでも私たち橋本動物病院に限ってのポリシーなので誤解なきようお願いいたします。

今日のお題である“周りに優しい繁栄は永続される"の最後の「される」は他人任せの様な雰囲気が漂いますが決してそうではありません。それは永続出来るか否かは私たち自身では決められることでないってことなんです。そう、私たち、橋本動物病院の日々の積み重ねの結果から自然と答えが導かれる訳なんです。即ち永続できるか否かは私たちの努力が周りの方々に「どの様に映るか!」で決まることになります。

そして、最後にまとめますと「やっぱりこの地域の動物美容や医療に関わる方々全体で協力しながら動物たちを支えていけたらいいなあ〜。」なんて思う今日この頃です。前回のGGC会議でもスタッフみんなで話し合いました。その結果「みんなが幸せになれますよう〜に!」が結論となりました。

 “周りに優しい繁栄"競争激しい現代社会が忘れかけている価値観でもあるのかもしれません。大切にしていきたいです。


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