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耳道外来

「外耳炎の辛い悩みから一日も早い開放を」

 

犬や猫において「耳」という器官はは非常に特別な意味を持ちます。同時にそれは皮膚病の一つとしても重要です。元来、L字型の長い耳道構造を持つ犬や猫は外耳炎を発症する割合がとても高く我々動物医にとっても悩みの種でした。そこで、当専門外来では、なるべく内科治療にて少しでも改善するべく努力を始めました。

結果、数多い我々の経験則により「4種類の薬剤」に辿りつきました。通称院内では「点耳4点セット」と呼んで外耳炎で苦しむ患者様に大変素晴らしい効果を発揮しています。但し、この方法も「鼓膜穿孔の有無」,「ブラインドテクニックのため耳垢の除去が完全でない」などの欠点も存在します。従って専門外来では、必要があれば耳道内視鏡による洗浄、観察、時にはバイオプシー(生検)などドラスチックに治療を行っています。又、内科治療を適用するのは難しい重症例には外科手術により解決への糸口を見い出します。

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長い間耳を酷く痒がっていた症例。耳垢がびっしりと耳道内に蓄積しているのがわかります。この患者さんは、痒みのため、血が出てしまうほど耳を掻きむしっていました。かろうじて鼓膜は正常な状態に保たれていました。

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耳道内視鏡を用いて洗浄し、適切な投薬も併用して約3週間後の耳道内の様子。鼓膜がしっかりと確認できます。勿論、半年続いた耳の痒みは消失しました。